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ニュースリリース

2014年06月10日

NoviFlowは、Interop Tokyoにおいて、OpenFlowスイッチで高いパフォーマンスの転送能力をデモ
〜新規ソフトウェアにより、従来の2.5倍のflowmods/秒を達成し、レイヤ4-7ベースのフロー管理を提供〜


高性能なSDNおよびOpenFlowベースのスイッチング・ソリューションのリーディングプロバイダNoviFlow社は、本日、6月11日から幕張メッセで開催されるInterop Tokyo SDI ShowCaseにおいて、2,500Flowmods/秒というOpenFlowスイッチでは他に例を見ないデモを実施すると発表しました。従来のNoviSwitch 1248および1132では、1,000Flowmods/秒を提供していましたが、ネットワークプロセッサをベースとしたNoviSwitchに、新規のソフトウェアをアップロードするだけで、2.5倍のパフォーマンスを提供することが可能になりました。

また、同じくInterop SDI ShowCaseにおいて、OpenFlow 実験者機能のデモも行います。NoviSwitch上でDPI (Deep Packet Inspection) 機能を実装することにより、Packet Payload(L7ヘッダ)に基づいたフロー管理が可能になりますので、VoIP/VoLTE等のセンシティブなTrafficへのQoS向上などが利用例として考えられます。

NoviFlowの社長兼最高経営責任者(CEO)であるドミニク・ジェドソンは以下のようにコメントしています。
「高性能L4-L7ベースのパケットインスペクションとフロー管理は、アプリケーション層とコントロール層がトランスポート層で搬送されたデータと相互作用する状況を一変させ、SDN (Software Defined Network) の可能性を高めます。市場をリードするOpenFlowコントローラと協業する弊社の先駆的な製品がSDNが目指すネットワーク環境の実現を促進します。」

NoviFlow社が提供するNoviWare 250ソフトウェアを搭載するNoviSwitch 1248および1132は、OpenFlow 1.3標準サポートが業界でもトップクラスです。
・OpenFlow 1.3 actions, instructions および matching fields
・Pipeline当たり複数のテーブルサポート
・グループハンドリング
・PBB(プロバイダ・バックボーン・ブリッジング)

今回のデモを担当する株式会社ネットワークバリューコンポネンツ代表取締役社長渡部進は以下のようにコメントしています。
「大容量を実現するOpenFlowスイッチは、大きな可能性を持っています。拡張性や豊富な機能を提供するSDN、クラウドおよびNFV (Network Functions Virtualization) ソリューションにおいてキーとなると信じていますし、NVCがこのような高い需要を喚起するマーケットに対してNoviFlow製品を提供できることをうれしく思っています。」

NoviFlowの製品詳細については、以下のサイトをご覧ください:

NoviFlow社について

NoviFlow社は、ネットワークに対してより細かく制御と柔軟性を求めているネットワーク事業者やクラウド事業者に、高性能のOpenFlowベースのスイッチング・ソリューションを提供しています。同社は、OpenFlow1.3準拠の高性能スイッチを市場に投入し、ONF(Open Networking Foundation)に参加した最初のカナダ企業です。NoviFlowは、米国カリフォルニア州サニーベール、ワシントンDC、マサチューセッツ州ケンブリッジ、ワシントン州シアトル、およびカナダのモントリオールにオフィスを構えています。
詳細については、www.noviflow.com をご参照ください。